企画展
2019毎日チャリティー書展
2019現代の書 新春展 ー今いきづく墨の華ー
70回の歴史を誇る毎日書道展は「漢字」「かな」「近代詩文書」「大字書」「篆刻」「刻字」「前衛書」と、現代の書すべてのジャンルを網羅した7部門から構成されています。出品作は3万点を超え、その内容においても、わが国最大の書道展として、今日まで多くの著名な作家を輩出してきました。本展は、新しい時代に向け、より深い芸術性と今日性を求め、毎日書道展出品者の中から選出された作家の新作を、和光ホールとセントラルミュージアム銀座の2会場に分けて展示します。
18回目となった本展では、「和光ホール24人展」、「セントラル会場100人展」と題し、総勢124人の作品を一堂に紹介します。
期間:2019年1月3日(木)~9日(水)入場無料
【和光ホール24人展】
- 場所
- 和光 本館6階(東京都中央区銀座4-5-11)
- 時間
- 10:30~19:00(3日は正午~18:00、9日は17:00閉場)
- ◇ギャラリートーク&サイン会
- [各日 15:00~]
6日(日):柳 碧蘚(大字書)
7日(月):松井玉箏(かな)
8日(火):永守蒼穹(近代詩文書)
9日(水):赤平泰処(漢字)
【セントラル会場100人展】
- 場所
- セントラルミュージアム銀座(東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館5階)
- 時間
- 10:00~18:00(3日は正午~18:00、9日は17:00閉場)
- ◇席上揮毫
- [各日 13:00~]
7日(月):大隅晃弘(近代詩文書)、竹澤彰一(大字書)
西 墨濤(漢字)
8日(火):加藤有鄰(漢字)、丸尾鎌使(前衛書)
渡邉之響(かな) - ◇作品解説
- [各日 13:00~]
6日(日):飯田桂子(刻字)、小野恵子(前衛書)
種家杉晃(漢字)、松崎礼文(大字書)
9日(水):卯中恵美子(篆刻)、神郡弘道(かな)
若林久美子(近代詩文書)
第70回毎日書道展特別展示 「墨魂の昴―近代書道の人々」
毎日書道展では、第50回展で戦後の書人「墨魂の巨匠―現代の書50年」を開催し、大変好評でした。今回第70回展では、歴史を更に遡り「墨魂の昴―近代書道の人々」を企画しました。
明治維新から昭和20年の終戦に至るまで、変革と激動の時代を生き抜き、近代書道の礎を築きあげた書の巨人たちがいます。このうち戦後の書にも大きな影響を及ぼした64人を選び、[I.文人・政治家・宮家(13人)、II.漢字(29人)III.かな(15人)IV.篆刻・刻字(7人)]の4部構成で、現代の書の黎明期に光を当てて展観するものです。
ギャラリートーク日程
【自由参加、聴講無料、要入場券】
- 場所
- 国立新美術館1D展示室
- 時間
- 各日 午後 2時~
- 日程・講師
-
7月 13 日(金) 永守蒼穹(本展副実行委員長、毎日書道会理事)
18 日(水) 辻元大雲(毎日書道会理事)
20 日(金) 仲川恭司(本展実行委員長、毎日書道会理事)
25 日(水) 松井玉箏(本展実行委員、毎日書道会理事)
27 日(金) 遠藤彊 (本展副実行委員長、毎日書道会理事)
8月 1日(水) 中原志軒(毎日書道会理事)
3日(金) 山中翠谷(本展総務部長、毎日書道会総務)以上
※都合により、講師が変更となる場合がございます。
第70回毎日書道展記念 「毎日現代書巡回展」
毎日書道展は2018年度第70回の記念展を迎えました。戦後いち早く書道芸術の振興を旗印に立ち上がり、一貫して「現代の書」を追求してきた本展は、漢字、かな、近代詩文書、大字書、篆刻、刻字、前衛書の7部門を網羅する「書の総合展」です。しかも、全国から3万点もの公募出品が寄せられる日本で最大の規模と権威を誇る書道展に成長してきました。
各部門で優れた書作品を創作すると同時に、後進を育成している毎日書道展の書家は、名誉会員、参与会員、審査会員、会員だけでも約4,100人を数え、全国各地で活躍しています。今回の記念巡回展は、毎日書道展に集うこうした書家たちの力を結集し、日本の書道文化の普及向上と新たな書芸術の地平を切り開く一助となることを願って開催いたします。
巡回するのは毎日書道展本展を開催する東京など10会場とは別の全国10都市=別表=で、会場では各地で活躍する毎日書道展の一線書家の作品と、一般財団法人毎日書道会の役員作家64人=別表=の全国巡回作品などを展示します。日本を代表する書家たちの「墨の美」、「書の世界」をじっくりとご鑑賞ください。