2014年

2014年 国際名家書芸招待展

2014/10/14

国際書法交流大典の主要メンバーである国際書法芸術連合韓国本部が10月14日から1週間、韓国・醴泉で「国際名家書芸招待展」を開いた。当地で開催された世界弓道祝祭と連携したもので、交流大典メンバーのうち、日本(毎日書道会)、中国、台湾、香港、シンガポール、マレーシアの6カ国・地域が出品、開幕式には香港を除く5カ国・地域が参加した。

毎日書道会からは、石飛博光理事ら10人が出品した。韓国には、鬼頭墨峻理事を団長に中原志軒理事と渡部會山総務が開幕式に出席した。式典で当地出身の権昌倫・同本部理事長は「醴泉は文武の人材を生む土地柄。書道を通じて当地の発展を図りたい」と挨拶。鬼頭団長は交流会で「書道を通じてアジアの交流を深めよう」と各代表団に呼びかけた。
また、鬼頭団長は約1000人が詰め掛けた弓道祝祭開幕式で各国・地域代表とともに「弓」にちなんだ詩文を題材に席上揮毫を披露、大きな拍手を浴びた。

2014年 第11回国際書法交流バンコク大展

2014/08/13

 国際的な書道展と世界の書壇が注目する「第11回国際書法交流バンコク大展」が、8月13日から16日までタイ・バンコクで初めて開催された。1990年にシンガポールで催されてから隔年にアジア各地で開かれており、今回も世界21カ国・地域で活躍する書家の力作が一堂に会し話題となった。日本からは毎日書道会最高・常任顧問、顧問、理事、監事、総務の計35人が出品した。開幕式には、理事の鬼頭墨峻さんを団長に石原太流さんや糸賀靖夫専務理事らが出席、盛大な式典が行われた。「書のオリンピック」といわれ第1回のシンガポールの後、北京、東京、クアラルンプール、台北、ソウルなどの都市で実施、2010年の第9回展は、「平城遷都1300年祭」に合わせ、秋篠宮ご夫妻をお招きし、奈良で開かれた。2016年の第12回展は、北京で開かれる。