2012年12月8日(土)~16日(日)
会場:SGM総合文化センター
毎日書道会所属の日本を代表する書家が参加する「書のオリンピック」、第10回記念「国際書法交流大展」がマレーシア・クアラルンプールのSGM総合文化センターで開かれた。主催は、国際書法家連合総会とマレーシア書芸協会で日本からは毎日書道会最高顧問、常任顧問、顧問、理事、監事、総務の37人の作品が出品され、会場には21カ国・地域の代表書家の作品、総計363点が展示された。8日の開幕式には、日本から船本芳雲理事はじめ、鬼頭墨峻、柳碧蘚総務、糸賀靖夫専務理事らが出席、テープカットが行なわれ、席上揮毫会など和やかな交流が繰り広げられた。地元新聞社、テレビ局の取材もあり、書道への関心の高さを示していた。交流大展は、1990年にシンガポールで第1回展が開かれて以来、ほぼ2年ごとに催され、日本では、95年に第3回展が東京で、2010年に第9回展が平城遷都1300年の記念事業として秋篠宮様ご夫妻をお招きし奈良市で開かれるなど、回を追うごとに盛り上がっている。開幕式の翌日の9日、代表者会議が行われ、次回、14年の第11回展は、タイ・バンコクで開催されることになった。
日本の出品者は次の通り(敬称略)。稲村雲洞、恩地春洋、中野北溟、大井錦亭、加藤湘堂、岸本太郎、小山やす子、貞政少登、菅野清峯、大楽華雪、田村空谷、米本一幸、内山玲子、高際翠邦、飯島春美、石飛博光、關正人、関口春芳、田岡正堂、辻元大雲、仲川恭司、中原志軒、中原茅秋、林竹聲、船本芳雲、宮崎紫光、中村雲龍、渡辺墨仙、薄田東仙、大野祥雲、鬼頭墨峻、小林畦水、永守蒼穹、室井玄聳、百瀬大蕪、柳碧蘚、竹内鳳仙