海外展

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2012年 パリ展―春展―

【2012年春展】 日程

名 称
「現代日本の書代表作家パリ展」
(通称パリ展)
会 場
フランス国立ギメ東洋美術館
(パリ市内)
会 期
2012年3月14日~5月14日
(火曜日休館)
主 催
フランス国立ギメ東洋美術館
(財)毎日書道会
共 催
毎日新聞社

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仏国立ギメ東洋美術館館長 オリヴィエ・ドゥ・ベルノン氏のごあいさつ

このたび、日本の現代書道の最も名高い41名の書家を当美術館に迎えられる事は、ギメ東洋美術館にとって光栄な事です。
一流の芸術家の選考は二つのきわめて重要な目的を考慮に入れて行いました。一つは日本で最も人気のある芸術の一つが、見るものをこの伝統的な芸術の中に浸らせること 、もう一つはその現代的な表現の活発さを伝えることです。これらの芸術家の眼差しと実践の多様性は、彼らが彼らの芸術の基準となる伝統の解釈の無限の豊かさに実証されています。
カリグラフィ(書道)は、語源からすれば、手で文字を端整に書く芸術です。文字を持つほとんどの文明にあって、中国、それから極東の書道、中世ヨーロッパのラテンのカリグラフィー、アラビアのカリグラフィーが挙げられます。それは、文字を、線の芸術に昇華させ、多くの様式が展開されています。
極東の書道は、自然とその直接的な表現(表意文字、又は絵文字)の観察に基づいた中国の文字から生じ、コミュニケーションの単純な手段に縮小できるものではありません。しっかりと精神的な伝統に根ざし、書道が全く同等の芸術的行為の結果として、「全体のイメージ」を表しています。
漢字の遺産を基にして、日本では独創的なグラフィックシステムを開発し、独自の規範と手段を持つ日本の書道芸術を切り開きました。迅速に、書道は芸術的創造の領域に達しました。日本で主要な位置を占める芸術であって、現代抽象美術と共に相互に豊かな問いかけをするまで進化する事をやめませんでした。
作品が「表徴とイメージの間」に密かに綴る調和に目を向ける事に私たちを招待してくれるのは、私が心から感謝しているこの展覧会を企画準備した監修者でギメ美術館日本美術部門主任学芸員のエレーヌ・バイユーさんです。
同様に、書道がご専門でその知識を私たちに分けてくださった東京国立博物館副館長で展覧会監修者の島谷弘幸氏と、本展覧会の企画と実行の両面でご協力いただいた書家の辻元大雲先生、永守蒼穹先生と山中翠谷先生に心から感謝の意を表します。
最後に、毎日新聞と毎日書道会の関係者各位のたゆまぬご支援、そして才能を惜しみなく発揮してくださった作家の方々と共にこの展覧会がスムーズに実現するために力を尽くして下さった皆様に心よりお礼を申し上げます。
この展覧会の会期終了後、この度の展覧会のために制作した作品を幾人かの作家がギメ美術館に寄贈して下さる事は、寛大である事と書道を伝える事の熱意を証明しています。それに対し厚くお礼申し上げます。
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